日焼け止めのSPF・PAの違いとは?選び方と塗り直し
日焼け止めのSPFとPAの違いをわかりやすく解説。日常使いとレジャーでの選び方、タイプ別の特徴、塗る量やメイクの上からの塗り直しの目安など、紫外線対策の基本をまとめました。
目次
紫外線対策は夏だけのもの?
日焼け止めというと夏のレジャーを思い浮かべる方も多いかもしれません。しかし紫外線は季節や天気にかかわらず地上に届いており、曇りの日や冬にも一定量があることが知られています。気象庁などの公的機関も、紫外線の情報(UVインデックス)を公開しています。
化粧品としての日焼け止めは「日やけを防ぐ」「日やけによるシミ・ソバカスを防ぐ」ためのものです。すでにできたシミを消すものではない点は、知っておきたいポイントです。この記事では、表示の見方と使い方の基本を整理します。
日焼け止めのSPFとPAの違い
SPFは主に紫外線B波(UVB)を防ぐ効果の目安を表す数値で、数字が大きいほど防御効果が高いとされています。UVBは肌が赤くなる日焼けに関わる紫外線です。
PAは主に紫外線A波(UVA)を防ぐ効果の目安で、「+」の数で表されます(PA+からPA++++まで)。UVAは肌の奥まで届きやすいといわれ、季節による変動がUVBより小さいとされています。どちらも数値が高ければよいというわけではなく、過ごし方に合わせて選ぶことが大切です。
SPF・PAの選び方(日常とレジャー)
通勤や買い物など日常生活では、SPF・PAが中程度のもので十分と考える方も多いです。屋外で長時間過ごすレジャーやスポーツのときは、数値が高めで、汗や水に強いタイプを選ぶと安心です。
数値が高いものほど使用感が重く感じられることもあるため、毎日使うものとレジャー用を分けるのもひとつの方法です。肌への負担が気になる方は、紫外線吸収剤を使わない処方(ノンケミカルなどと表示されることがあります)を選ぶ人もいます。
タイプ別の特徴
日焼け止めには、ジェル、ミルク(乳液)、クリーム、スプレー、スティックなどのタイプがあります。ジェルはみずみずしく伸びがよい、ミルクはなめらかで均一に塗りやすい、クリームはしっとりとした使用感、といった違いがあります。
スプレーやスティックは塗り直しに便利ですが、ムラになりやすい面もあります。スプレーを顔に使う場合は、直接吹きかけず手に取ってから塗るなど、製品の使用方法に従ってください。
塗る量とムラなく塗るコツ
日焼け止めは、塗る量が少ないと表示どおりの効果が得られにくいといわれています。製品ごとに推奨量が記載されていることが多いので、まずはパッケージの使用方法を確認しましょう。
顔に塗るときは、額・両頬・鼻・あごに置いてから、内側から外側へ広げると塗りやすくなります。鼻筋や頬の高い位置は日に当たりやすいので重ね塗りを。耳や首の後ろ、髪の分け目なども忘れがちなポイントです。首まわりは見落としやすい部分なので意識しておきましょう。
日焼け止めの塗り直しと落とし方
汗をかいたりタオルで拭いたりすると、日焼け止めは落ちてしまいます。屋外で長く過ごす日は、2〜3時間を目安にこまめに塗り直すとよいとされています。メイクの上からは、パウダータイプやスプレータイプを使うと塗り直しやすくなります。
一日の終わりには、きちんと落とすことも大切です。ウォータープルーフのものはクレンジングが必要な場合があり、「石けんで落とせる」と表示されたものは洗顔料で落とせることが多いです。製品の表示を確認して、肌に残さないようにしましょう。
塗る時間も丁寧に
首やデコルテ、手の甲など、日焼け止めを塗る範囲から外れがちな部分は意外と多いものです。朝の身支度の中で、顔だけでなく首の後ろ、耳、手の甲までをひと続きの流れとして塗る習慣をつくると、塗り忘れを減らしやすくなります。
塗るときは、手のひらで温めてから軽く押さえるようになじませると、こすらずに済みます。毎日のことだからこそ、自分に合った使用感のものを選び、心地よく続けられることを優先してください。
よくある質問
- Q. 室内にいる日も必要?
- 窓際で過ごす時間が長い日などは、使用を検討する人もいます。自分の過ごし方に合わせて判断しましょう。
- Q. 去年の日焼け止めは使える?
- 開封後の品質は保管状態によって変わります。においや色、分離などの変化があれば使用を控え、製品の表示を確認してください。
日焼け止め以外の紫外線対策
日焼け止めだけに頼らず、帽子や日傘、サングラス、長袖の衣類なども組み合わせると、紫外線対策の幅が広がります。日差しの強い時間帯は日陰を選ぶといった工夫も手軽です。
大切なのは、特別な日だけでなく、毎日の習慣として無理なく続けることです。自分の生活に合った方法を見つけて、一年を通して紫外線と上手につきあっていきましょう。
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